ぷらっとひとり旅

子育てを卒業し、ふと気がつけば、時間を自分のためだけに使える自由な生活になりました。何をしようか?始めたのはひとり旅です。

#45 8-2 奈良(夏)

1日目
関東地方から新幹線に乗って京都駅へ
のぞみは1時間に8本くらい来るので、指定席は取らずに自由席で行きます。
コロナ禍で行動制限される以前よりは少ないのでしょうが、たくさんの乗客がいました。


京都駅からJR線で奈良駅へ。
ホテルは奈良駅から徒歩5分ほどなので、まずスーツケースを預けてから行動開始です。


旅行期間、毎日35、36℃の最高気温で、日傘、アームカバー持参です。


今日の見学地は東大寺。
修学旅行などで行かれた方も多いと思いますが、現在、戒壇院の改装中ため四天王が東大寺ミュージアムで間近で見られることと、戒壇院千手堂で千手観音像が特別公開されているためです。


JR奈良駅からは30分以上歩きますが、猛暑の中、汗だくで奈良公園を歩き、


南大門で運慶プロデュース、快慶、定覚、湛慶によりわずか69日で作り上げたと言われる、鎌倉仏像の傑作にご挨拶して、まず戒壇院千手堂に向かいます。

色鮮やかな、鎌倉時代に作られた千手観音立像と四天王立像が特別公開されています。厨子は平成10年に火災で消失したあと再現されたそうです。木製の鑑真和尚像や愛染観音像も必見です。お堂では、案内の方が詳しくお話ししてくださり、昔の写真などもみせていただきました。  (写真は自分で撮影したものを掲載していますので、ホームページなどでご覧くださ。)


法華堂(三月堂)
不空羂索観音菩薩像を中心に10体の国宝の仏像が立ち並びます。(執金剛神像シュコンゴウジンゾウは秘仏)以前は月光像、日光像が不空羂索観音菩薩像の両脇にいましたが、今は東大寺ミュージアムに移動しています。
最近の研究で、不空羂索観音菩薩像の基壇には何体(7体?)の塑像が安置されていたと思われる痕跡が確認されているそうです



二月堂 お水取りの行事が行われます。


大仏殿

大仏様

1180年に平家によって東大寺、興福寺がその後、鎌倉時代に再興されています。
その時、運慶らの慶派によって、大仏の周囲に作られた四天王は像高4丈3尺(約14m)、仁王像が2丈6尺(約8.5m)なのでその大きさにはびっくりです。ちなみに大仏様は約15m。


最後に東大寺ミュージアムへ
戒壇院の四天王は間近に見ることができます。
千手観音菩薩立像
日光・月光菩薩立像
など見どこを満載です。


初めて宿泊するダイワロイネットホテル奈良
温泉があり大浴場でゆったりできます。


食事は 大和カフェで美味しくいただきました。
女性がひとりで食事できる、落ち着いたお店で、お気に入りです。


約2万歩も歩きました。旅行は体力。