ぷらっとひとり旅

子育てを卒業し、ふと気がつけば、時間を自分のためだけに使える自由な生活になりました。何をしようか?始めたのはひとり旅です。

#22 3-4奈良(夏)



3日目


薬師寺
白鳳時代、天武天皇が皇后の病気平癒を祈願したのが始まり。東塔だけが創建時の姿を残しているだけで、金堂、西塔、大講堂などは再建で、以前訪れた時は、キラキラし過ぎて趣がない感じがしましたが、昭和から始まった再建によって、建物が蘇った姿は、歴史を後世に引き継ぐ役割を果たすのだと納得です。



唐招提寺
井上靖『天平の甍(いらか)」の鑑真和上が開いた唐招提寺は、どっしりと天平時代の伽藍や仏像が出迎えてくれます。
落ち着いた境内は、ホッとできる空間です。ここでもハスの花が見事に咲いています。




秋篠寺
奈良時代、宝亀11(780)年に建立され、こじんまりとしていますが優美な本堂です。
有名な伎芸天ですが、芸能の女神と言われるのにふさわしい、なんとも素敵なお姿です
苔庭もぜひ。





西大寺
かつては壮大な伽藍の大寺院でありましたが、今は、江戸時代に建てられた本堂、四王堂、愛染堂などが残っています。中でも、愛染明王が有名ですが、こちらは限られた時期にしか拝観できません。
歩き疲れてほぼヘトヘト状態でしたが、お寺の方が、熱心にお話ししてくださいました。ありがとうございました。




4日目
真夏の暑さの中、歩き続けて、最終日は見学せずに帰路に着きます。
無理をせず、体調や気分に合わせて行程を選べるのは、ひとり旅ならでは。



古都を堪能した旅となりました。