#13 2-1京都(春)
この頃、新たな難問題・コロナ感染症との闘いがはじまり、連日ニュースはその話題ばかりでした。
飲み会、イベントなどがなくなり、海外からの観光客も来なくなりました。
今思えば、こんなに何年もコロナと付き合っていくものとは思いもしませんでした。
仕事は、在宅でできる業務ではなく、日々大勢の人と接しています。
手洗い、うがい、黙食などを心がけて感染予防をしていました。
コロナは重症化すると生死に関わる病気でもあり、医療機関の逼迫などを考えると、ワクチン接種をしたり、できるだけ密な状況を避けるのは努力義務だと思っています。
でも‥私は生来
ポジティブ性格。
毎日相当な人と接しているので
”電車に乗ると怖いよね”
”〇〇さん コロナに感染したんだって!(差別のような、感染した人を排除するような)”
”田舎での話、隣の街で最初に感染した家は、引っ越ししたって”
という過剰ともいえる反応には、あまのじゃく的な気持ちになってしまうのです。
(そもそも怖いって言葉は、お化けに使う言葉だと思っています。)
さてどこに行こうか?
ガーデニング、花、庭園に興味のある私は
庭園デザイナー 烏賀陽百合(うがやゆり)さんの
『一度は行ってみたい絶景庭園』光文社
『しかけにときめく「京都名庭園」』誠文堂新光社
『しかけに感動する「京都名庭園」』誠文堂新光社
の愛読者でもあり、小学生の頃、家族旅行で何度も訪れ、仕事でもたびたび行っていた、京都・奈良に行こうと思いつきました。
インバウンドを打ち出していた頃は、京都の寺は新宿駅前のような人だかりで、行きたい気持ちにはならず、ホテル代もとてもとても高かったです。
子供の頃に訪れた落柿舎は静寂だった印象ですが、何十年もたった嵐山付近は、ほぼ渋谷状態。今なら昔の静けさが戻ってきているはずです。
コロナ禍は、おひとりさま旅のチャンス。
旅先で会食することもないし、もともと、なんでもひとり行動なので、感染リスクは、大勢と接する職場よりもかなり低く、これは出かけよう。
コロナ禍で考え方も人それぞれ
・2年ほど、ほとんど外出も友人にも会わずこもっている人
・感染がおさまってきたら、感染症対策をしながら出かける人
・迷惑なほど何も気にしない人
コロナに対する考え方の違いで、人間関係がギスギスすることもあったりするこの頃では、何が正解かは難しいと感じます。
最近は、コロナ感染したり濃厚接触者になると長期に仕事を休まなくてはいけないとか、他人によく思われないとか、二次的な問題が増えています。
こうして京都・奈良放浪にはまってしまい、コロナ禍の合間をぬって旅をします。
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