ぷらっとひとり旅

子育てを卒業し、ふと気がつけば、時間を自分のためだけに使える自由な生活になりました。何をしようか?始めたのはひとり旅です。

#31 5-4 またまた京都(夏)

3日目


今日の目的地は比叡山延暦寺  伝教大師最澄(767年ー822年)によって開かれた天台宗の本山寺院です。


たびたび権力者たちと対立し、寺院は炎上していますが、1571年9月12日の織田信長による焼き討ちはあまりにも有名です。


京都駅からJR湖西線で3駅の比叡山坂本駅へ。ここからケーブルで山頂へ。


延暦寺は東塔地域、西塔地域、横川(よかわ)地域に分かれています。



まずは東塔地域の根本中堂へ。
最澄のともした灯火で1200年消えることがなく輝いている不滅の法灯があります。
平成28年度から10年をかけての大改修中でしたが、屋根の高さまで登って見学でき、とても良い機会となりました。



国宝館を見学したあとバスに乗って横川地域へ


元三大師(がんざんだいし)堂へ
慈恵大師の住居跡と伝えられています。おみくじ発祥の地でもあります。
角大師(つのだいし)のお姿の魔除けの護符とストラップを買いました。
東京の深大寺でも、角大師のお札は買えます。


さてまたバスに乗り西塔地域へ


お目当ては浄土院です。今回の旅の一番訪れたかった場所でもあります。


最澄の御廟があり、十二年籠山行を行う待真僧がただ一人、最澄の世話をしながら修行しているそうです。
浄土院は思ったよりも大きく、何よりも落ち葉ひとつ落ちていないお庭が美しく静寂でした。


さて帰りはケーブルで八瀬(やせ)へ向かいます。
八瀬付近は京都市内から離れていて、紅葉が素晴らしく機会があったら住んでみたい場所です。


叡電電車で一乗寺下車。この辺りはラーメン屋が多く、評判のお店へ。
大変美味しくいただきました。
ご馳走様でした。

#30 5-3 またまた京都(夏)


2日目


今日は上醍醐


醍醐寺から女人堂で入山料600円を納め、登山道へ。


醍醐寺は国宝の宝庫で、豊臣秀吉の作った庭園も素晴らしく、ましてや桜の季節は桜が見事です。
以前、醍醐寺を訪れた時には、まだ上醍醐の存在を知らずに、女人堂入口で引き返しました。



それ以来、ぜひ訪れたかった上醍醐に向かいます。


登山道を登るのですが、想像以上にキツく、ぜいぜい、はーはーしながらちょっと登っては休憩します。
途中、相当登ったあたりで男性2人、女性2人の4人組とすれ違ったけれど、75歳過ぎたかなりのご高齢者たちで、登ったんだろうか?すごいな〜。


醍醐寺開創の地である上醍醐  
上醍醐の泉である醍醐水  今でも霊水はわいています。


西国三十三所第11番の准胝堂は平成20年8月に落雷による火災でお堂が焼失してしまいました。現在は下醍醐・伽藍の観音堂に准胝観音を安置しているそうです。


さらに延喜(913年)創建の国宝の薬師堂、五大堂などがあります。薬師堂本尊の薬師三尊(国宝)は保存管理のため山を下山し、平成13年霊宝館に移されたそうです。


8月の登山は汗だくだくでしたが、山頂の青紅葉が綺麗です。


下山して雨月茶屋で食事。


この日はホテルでのんびりです。



#29 5-2 またまた京都(夏)


1日目
昼ごろ京都に着き、京都駅から烏丸線四条駅乗り換え、烏丸駅から桂駅へ。駅から15分ほど歩きます。


15時の予約 入場料1,000円
案内の方に従って、15人ほどの人たちと一緒に見学です。


江戸時代の17世紀に皇族の八条宮の別邸として創設された建築と庭園です。回遊式庭園は日本庭園の傑作とされています。広大な敷地には、4棟の茶屋や古書院などがあり、建物の素晴らしさはともかくも敷石や灯籠などにまで細かい配慮がされているのがわかります。


以前行った、東京の旧芝離宮恩賜庭園の石は、全部同じような真っ黒い石だけだったのですが、桂離宮に使われている石は、小さな石まで気配りがされていて、本当に素晴らしかったです。
海外からの外国人観光客が増える前に、ぜひ機会があったら訪れてください。


夕食は駅近くの”焼肉やる気”でひとり焼肉とビールです。
カウンターにひとり用の焼肉ブースのあるお店です。
こんなお店が増えるといいですね。熟年女子でもひとりで平気ですよ。
焼肉は換気がいいし、ひとり焼肉はコロナ禍という時代にピッタリです。


大満足でした。